今回は、国語教師として先日授業で取り扱ったことについて、話していきたいと思います。作品名は「他人の中の自分」。
作品のポイント
この作品は、現代社会における「ネット上の自分」と「リアルの自分」二つの顔があるが、どちらが裏の顔で、どちらが本当の自分なのか。ということについて筆者が自分の考えを主張するという作品です。
具体例
例えば、リアル(現実世界)では、とても静かな性格のA君。しかし、ネットのアカウントでは、とても威張っていて乱暴な発言を繰り返すA君。
A君という同一人物であるが、真逆な二つの性格がある。。。これは、どちらが表の顔で、どちらが裏の顔なのか。
ある人は、リアルが本当の顔で、ネットが裏の顔だと言う。
違う人は、リアルは他人に合わせているだけで、部屋で一人でいるネット上の姿が本当の顔だと言う。
確かにどちらの意見も一理ある気がする。
筆者の考え
先ほどの具体例から考えると、どちらも正しいと考えることができる。そこで、筆者は考えます。結局、どちらも本当の顔なのではないだろうか・・・。と。
色んな姿があるが、全てが本当の姿であり、その人自身なのだと思う。
結論
すべての姿が、「本当の姿」である。すべてがその人自身なのである。と筆者は結論づけました。
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