いつもご覧いただきありがとうございます。今回は、カットプレーについて投稿したいと思います。
ノックなどで、外野から内野に送球し、その内野手がホームに投げる。
このようなカットプレー練習で、よく捕ってから一発で送球しろ!と言われたことありませんか?確かに内野手はカットしてから素早く送球することは、良いことです。しかし、この場面で一発で送球することに対して、僕は疑問を感じます。
結局、試合で一発送球はできるのか?
実際、試合では、ランナーがどの位置にいるかによって、送球するか、しないか決めます。あきらかに、セーフなのに投げる人はいないと思います。
このように、状況によって、送球するか、しないかが変化するのに、カットマンは捕ってから一発で投げる練習の意味って・・・どうなのだろうと思っていました。
周りの野手の声で、送球するか決める!?
試合で、一発での送球は無理だという、僕の意見の解決策として、他のチームメイトが声で、投げるか、投げないか判断すれば、捕った瞬間に送球できる!という意見をしてくれる方もいるかと思います。
しかし、声って・・・コロナ化が終息したら、また観客が入り、ブラスバンドなど応援の大きな音が鳴り響いて試合が行われています!そんな中、声が通りますか??
僕は、不可能だと思います。甲子園など上のレベルに行くと、観客も増えるので、応援の大きな音に、選手の声はかき消されてしまいます。
まとめ
以上の事から考えると、僕の結論は、「一発で送球する」練習の必要性は、とてつもなく低いと思います。
試合で、一発で確実に送球するのは、難しいと思います。
地方大会の、無音で静かな試合なら、他の野手の声で投げるか、投げないか判断し、一発送球しても良いですが、上のレベルの試合では、使用することはできません。
上のレベルの試合で使えない技術は、練習してもそこまで勝ち進めないチームなら練習しても良いですが、上を目指しているチームならば、効率は悪いと思います。僕はおすすめしません。
僕の考え
僕の考えは、結局カットしたら、投げるか、投げないかは「自分で判断」するしかないと思います。
僕の理論は、
カットしてから、次にステップすると思います。
☆そのステップの間に、ランナーの位置を確認する(ここがポイント)
流れをわかりやすくに説明すると、
外野から送球→内野が捕球→【内野がステップ】→内野が送球
この流れでカットプレーすると思いますが、【内野がステップ】ここで、ランナーの位置を見ながらステップします。その判断の結果、そのまま投げるか、今回は投げないか判断しましょう!
この流れならば、確実に送球すべき時は、送球する。
送球しなくて良い場面なら、送球しない。ようになると思います。
しっかりステップをしているので、距離が遠くても送球できますし、メリットは多いと思います。
実際、現役中は、指導者に捕ってから遅いなど言われたこともありましたが、試合ではこちらの方が使える技術なので、僕はこのようにカットプレーしていました。
練習のための練習より、試合のための練習を良かったら皆さんもしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
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