今回のテーマは、全員で徹底事項を作るチームの罠
学生野球=チーム一丸になって戦う
日本の野球には、このような風潮が昔からあります。
そのため、プロ野球の世界になっても、指導者によっては、チームで徹底事項を作って戦う場合があります。
筆者である「岡村雄斗」が、実際に感じた全員で徹底事項を作るチームの罠について紹介したいと思います!
この記事では、
- 徹底事項を作る人
- 決まりを作ることが良い事だと思っている人
- 全員野球が大事と思っている人
以上、ひとつでも当てはまったら、ぜひ最後までご覧ください!
それでは、見ていきましょう!
【筆者情報】
それでは、見ていきましょう!
【結論】

今回の結論は、
全員が同じ事を徹底した時、相手にバレたら全員が同じ方法でカモにされる
以上が結論になります!
それでは、詳しく見ていきましょう!
【全員が徹底事項をした時の罠】
全員がチーム一丸となって、決まり事を行うチーム。
一見、絆があって強いチームに思えます。
しかし、全員が徹底することで、とてもリスクも大きくなることを多くの指導者は理解していません!
例えば、MAX150キロの投手が相手。

ストレートに振り遅れるな!
全員ストレートだけ狙え!
このように、全員にストレートだけ狙うという指示を出す。
序盤は、ストレートだけ狙っていてもバレませんが、良いキャッチャーなら途中で気が付きます。
ストレートだけ狙っているな。
この時点で、全員が自分たちが作戦を徹底すればするほど、カモにされてしまいます!
【レベルが上がってきたら、相手に操られる】

プロのレベルまでくると、バッテリーで狙い球の徹底がバレると、
大事な場面になればなるほど、ストレートは来なくなります。
ストレートは見せ球にして、何球か下位打線に投げておき、上位打線にはストレート以外の球で勝負するようになります!
下位打線にストレートが来るので指導者は、ストレート狙い作戦を変更しずらい。
でも、相手は大事な場面ではストレートを見せ球にして変化球で勝負してきます。
レベルの高いチームなら、バッテリーでこのくらいは簡単に操作してきます。
最初は、自分たちが作戦を立てて優位に立っているつもりですが、逆に手玉に取られてカモにされます!
以上のように、全員で徹底することは、実は大きなリスクがあります!
【まとめ】

以上、全員で徹底事項を作るチームの罠について紹介しました。
多くの指導者は、自分たちの事しか考えておらず、チームの徹底事項を作り一丸となって戦うことのメリットしか見ていません!
全員が同じ作戦をすることのリスクも考えて、采配をするべきです!
自分たちが優位に立っていると思っているのに、なかなかうまくいかない。
実は、最大のリスクを見逃しているのかもしれません。
メリットとデメリットは、表裏一体です!
どちらのバランスを考えた上で、采配をするように心がけましょう!
以上、読者の皆さんが今よりもっと野球が好きになり、技術向上できるようにこれからも情報発信していきたいと思います!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ブログ名 岡村雄斗「魂の野球ブログ」

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