野村克也「愛無くして人は育たない」

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今回のテーマは、野村克也「愛無くして人は育たない」

この記事では、

  • 野球指導者
  • 野球をしている子どもがいる保護者
  • 後輩がいる人

以上、ひとつでも当てはまったら、ぜひ最後までご覧ください!

この記事は、元独立リーガーが書いた記事です。

それでは、見ていきましょう!

野村克也とは?

野村克也とは、日本のプロ野球選手、監督、解説者。

1935年6月29日生まれ、京都府京丹後市出身。

1953年に南海ホークスに入団し、捕手として活躍。

1955年には、史上2人目・パ・リーグ初の三冠王を達成。

また、通算10度のオールスターゲーム選出、1960年の日本シリーズMVPなど、数々の栄誉に輝いた。

1970年には、南海の監督に就任。1988年には、球団史上初の日本シリーズ制覇を成し遂げる。その後、1990年から1998年までヤクルトスワローズの監督を務め、リーグ優勝を5回、日本シリーズ優勝を3回果たした。また、1999年から2001年まで阪神タイガースの監督を務めた。

監督として、緻密な戦略と選手の育成に定評があり、「ノム・マジック」と呼ばれる奇跡的な勝利も数多く演出した。

野村さんは、現役時代からその独特の口調と率直な発言で人気を博した。

引退後は、野球解説者としても活躍し、その的確な分析と鋭いコメントで多くのファンを魅了した。

2020年2月11日、肺炎のため84歳で逝去した。

野村さんは、プロ野球界を代表する偉大な選手であり、監督であり、解説者であった。

野村さんの野球に対する考え方や指導法は、多くの選手に影響を与え、現代のプロ野球界に大きな足跡を残した。

「選手を育てる上で一番大切なのは愛だ。愛無くして人は育たない。」

「選手を育てる上で一番大切なのは愛だ。愛無くして人は育たない。」

この言葉は野村克也が、教え子である武田勝がコーチに就任する時に、贈った言葉です。

野村克也さんは、監督時代に誰よりも早くグランドに行き、誰よりも遅くグランドを出る。そして、選手をずっと見ています。

そこには、野村克也さんの選手に対して「愛」が常にありました。

社会人野球「シダックス監督時代」

野村克也さんは、社会人野球チーム「シダックス」の監督をしていました。

社会人野球は、プロ野球と異なり、トーナメント方式です。

いわゆる、一度負けたら終わり。

敗戦は許されないという状況が「社会人野球」です。

そんな社会人野球の最高峰である一番大きな大会、「都市対抗野球」の試合で、

ある選手が接戦の場面で盗塁を失敗しました。

とても大事な場面での、盗塁アウト。

チームにとっては、非常に厳しい状況になりました。

盗塁アウトになった選手は落ち込み、ベンチ裏のトイレに向かいました。

すると、野村さんも後からトイレに行き、その選手の横で小便をして、選手に一言かけた。

「スタートは良かったんだけどな。」

選手は、怒鳴られるのかと思った。

でも、野村さんは一言だけいって、ベンチに戻った。

盗塁をアウトになった選手は、泣きながら試合に戻って、その試合は、見事勝利した。

「選手を育てるので一番大切なことは愛だ。」

まさに野村さんの選手に対して愛を感じる場面です!

選手は自分の駒ではない

よくある例で、選手が自分の思い通りに動かなくて、怒っている指導者がいます。

そういった指導者は、決して良い指導者ではありません。

  1. 怒るのが正義。
  2. 怒るのが指導。
  3. 怒るのが育てること。

これらは間違っています!

選手を育てるのは「愛」です!

  • ミスをしないように、どうしたら良いか?
  • もっと上手くなるには、どうしたら良いか?
  • 今は何が足りなくて、今後どうしたら良いか?

このように、「選手が上手くなるためにどうしたら良いか?」を考えることが指導者のあるべき姿です。

「ミス」に視点を置いて、指導する指導者

どうすべきか「改善」に視点を置いて、指導する指導者

これら2者には、大きな違いがあります!

決して選手は、指導者の駒ではありません。

まとめ

以上、野村克也「愛無くして人は育たない」について紹介しました。

  • 野球指導者
  • 野球をしている子どもがいる保護者
  • 後輩がいる人

これらの人は、自分よりも立場が低い人がミスをした時、

  • ミスをしないように、どうしたら良いか?
  • もっと上手くなるには、どうしたら良いか?
  • 今は何が足りなくて、今後どうしたら良いか?

このように、相手に寄り添って指導しましょう!

選手を育てるのは「愛」です!

以上、読者の皆さんが今よりもっと野球が好きになり、技術向上できるようにこれからも情報発信していきたいと思います!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

ブログ名「独立リーガー国語教師になる」

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