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前回は、ファールで粘ることで2ストライクに強くなることを述べました。

今回は、ファールの打ち方を具体的に説明します。
ファールの種類
まずは、意図的にファールにする場合の、種類を紹介します。
意図的にファールにするパターンは、主に次の3つです!
①引っ張ってファール
②逆方向へファール
③後ろにファール
ファールは、ざっくり分けると三方向に分かれます。
ファールという種類は同じですが、①~③でそれぞれ内容がちがう。
ここがポイントです!
それでは、詳しく見ていきましょう!!
①引っ張ってファール
①引っ張ってファール、このファールは基本的に「攻め」のファールです。
引っ張るということは、ミートポイントを前方で打つため、成功確率が低くなります。
0、1ストライクなら使えますが、2ストライクの不利な場面での使用はリスクが高すぎます。
残念ながら「攻め」のファールは、リスクとリターン(結果)が伴いません。
考えたら、わかると思います!僕たちが、狙っているのはヒットではなく「ファール」。だから、ファールを打つということは、やり直しなわけです。
簡単に言えば、やり直すだけなのに、リスクが高い①引っ張ってファールは、使用しずらいです。
②逆方向へのファール
②逆方向へのファール、2ストライクの場面では、基本的にこのファールを使用します!
突然ですが皆さんに問題です!
Q 逆方向に打つ時ミートポイントはどこでしょうか?

答えは、、、ミートポイントは後ろのほうです!
①引っ張ってファールと反対。←引っ張るにはミートポイント前
前回の記事で説明したように、ミートポイントが後ろになれば、その分、ボールが長く見ることができます!
長く見ることができるから、バットに当てやすくなり成功確率が高くなります。このファールこそ、「粘り」のファールです!
☆ファールについての関連で、三振を減らすコツも紹介しています!三振を減らしたい方は是非こちらもご覧ください!

③後ろにファール
③後ろにファールは、一番難しいです。
ミートポイントは、タイミングがベスト(ピッチャーライナーを打つタイミング)。
なおかつ、ボールのやや下を打つと後ろのバックネットにファールチップが打てます。
しかし、これは試合で意図的に打とうとすると非常に難易度が高いです。
相手投手のレベルが上がってくると低めを中心に投げてくるので、後ろに狙って打つとなると、低めのボールのさらに下を擦るように打たないといけません・・・
皆さん狙ってできますかね?(笑)
僕は、無理でした。2ストライクの厳しい場面で、そこまでの余裕なかったです。
そのため、優先順位的には低いかなと思います。
前記事で説明した、2ストライク2ボールとなり、こちらが対等の状態にもってきたら、ヒットを狙いにいってタイミングがベストになったら、後ろにファールってくらいでいいと思います。
だから、このファール意識は、意識的というよりは、ヒット狙いの若干ボールの下を打ってしまい後ろに無意識的にファールって感じがいいのではないでしょうか。
ファールを打つ方法
それでは、3種類のファールの違いを理解したと思います。
②逆方向へファールが高確率で使用しやすいことがわかったと思います。
次は、ファールの打ち方を説明します!
ファールを打つ方法は、
A、ミートポイントを軸足前くらいにして、ボールの内側半分を打つです!
それでは、まず逆方向にファールを打つにはミートポイントを後ろと述べました。
次に、ボールは丸いです。その内側を打ちましょう。
内側打てば、絶対に外側に飛びますよね!(笑)
これができるようになれば、良くインサイドアウトして打てとか、バットを内から出しなさいとか指導者が言ってたりしますが、その感覚が自然と身に付きます。
意外と、バッティングの基本技術の練習にもなるので一石二鳥でおすすめです!
まとめ
皆さん、守備の練習だったり、バッティング練習だったり、走塁練習だったり、細かく練習したりしますが、ファールを打つ練習ってしたことありますか?
意外とみんなしたことないんですよね(笑)
僕は高校の自主練習の時間に、空いているバッティングゲージでマシーン相手にひたすらファールを打ってました。
理由は、前に飛ばすと拾うのが面倒だから。
しかし、こんな面倒くさがりがゆえに、できあがった技術が、試合で役に立つということがあります。
何とも言えない過程ですが、僕はファールを狙って打てることにより、2ストライクからでも勝負できたという訳です。
ぜひ、皆さんも2ストライクに強くなれるようにファール打ちを練習してみてください!
実際の試合で、意図的にファールを打つ場面動画です!よかったら、みてください!

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