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今回のテーマは「BIG BOSSの采配について」です!
僕が感じた、BIG BOSSの采配について紹介したいと思います!
それでは、見ていきましょう!!
状況確認
2022年8月4日、札幌D 日ハム3ー3ソフトバンク 同点の延長12回2死二塁
投手 玉井 打者 柳田
この場面、セオリー的には球界トップレベル打者の柳田への対応は、敬遠で一塁へ送るのが一般的だと考える。
しかし、日ハムBIGBOSS監督の指示は、柳田と勝負を選んだ。
結果、見事にレフトファールフライに打ち取った。
試合後の会見
試合後のBIG BOSSの話では、「コーチ陣はみんな申告敬遠を勧めていた。」と言っていました。
だが、実際は、BIGBOSS監督の名采配によって、ピンチを脱出しました。
さすがBIG BOSSだ!!! となるかと思ったが、ファンの間では様々な意見があるようだ。
普通、あの場面では敬遠するべきだ。たまたま、押さえたから良かったが、点が入って負けていたら説明がつかないよ。
勝つために確率の高い選択をするべきだ。
応援しているファンをなんだと思っているんだよ。
このように、様々な意見があると思いますが、まず一つ言えること。
それは、全員が納得する答えは常に不可能だということ。
必ず、どの選択肢をしても、反対意見は出てきます。
だから、僕は現場の監督の判断が基本的には正解だと思っています。
監督しか分からないことがある
今回のことを僕が肯定しているのは、結果が良かったから正解ということではありません。
僕が、現場の監督の判断が基本的には正しいと言える理由は、監督しか見えていない判断材料が必ずあるからです。
例えば、その日、ブルペンでいつもより抑え投手の絶好調で、ストレートの伸びがいつもと違ってすごく良い状態であった。
など、このような内部の情報は、我々のような外部の人間はわからない。
これは、一例であるが、そういう要素があって判断したことであれば、野球というスポーツにセオリーは一応あるが、内部の人間の考えと外部の人間の考えが異なることはあるのは、当たり前だと思う。
選手育成という観点
さらに、BIGBOSS監督の柳田選手への勝負は、バッテリーの育成という観点においても、とても良い選択だと僕は思います。
選手の育成、成長というのは、練習でもしますが、この試合でしか感じることができない、試合でないと成長することができない部分というのがスポーツにはあります。
科学的に説明することがでいない成長スキルがあるのです。
試合の勝敗が決まる場面で、プレッシャーのかかった1球の重みというのは、たとえブルペンで意識して100球投げても身に付かないスキル(重み)というものがあります。
今回の場面で言うと、球界を代表する打者である柳田選手に対し、延長12回同点2死二塁の場面で最高のプレッシャー場面です。
ここで、勝負させてくれる・・・皆さんが投手ならどうですか??
こんな、最高の場面で勝負させてくれてありがとうってなりませんか?(笑)
ここで弱気になるプロ野球選手っていないと思います。
みんな、良い相手と戦えるということに燃えるタイプばかりです。
そうでなければ、プロとして勤まりません。
この最高の場面、抑えたら成長できるし、打たれても何が足りなかったのか、考えて成長するチャンスや悔しさを与えてもらえるし、こんなに選手で嬉しい場面はありません。
BIGBOSS監督は、この選手育成にもなる素晴らしい采配を見て、僕は記事を書きたいなと思いました。
自分が、選手だったらこういう監督には、とても感謝します。
まとめ
確かに、人それぞれ意見があり、あの場面での敬遠はセオリーです。
しかし、BIGBOSS監督は、チャンスを与えて、結果がダメなら判断をした監督が責任を取る。
批判されるのは監督。
このような器の大きい采配ができるBIGBOSS監督は、今年はチーム成績が上位でなくても、何年か後には選手が成長し、強い球団へなってくることでしょう。
選手と監督の信頼関係ができますし、思い切ってプレーできる良い環境だと思います。
今回の試合の僕が感じたことは、選手としてやっていた意見でいうと、なんだか愛のある応援したくなる良い球団だなと感じました。
もし、ビジネスなどで部下をお持ちの方がいらっしゃいましたら、BIGBOSS監督の采配のように、愛のある器の大きい采配をしてあげてください(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!
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