いつもご覧いただきありがとうございます!
今回のテーマは「ランナー2塁タッチアップの法則」です!
皆さんご存知ですか?
ランナー2塁でタッチアップをするかハーフで待つか。
実は、場面によって優先すべき行動が異なります。
どんな場面でどんな行動をすべきか、詳しく見ていきましょう!
タッチアップとは?
まずは、タッチアップの説明です。
ランナーは通常フライが上がったら、進塁できません。
そうだね!ゴロなら進塁できるけど、フライは進塁できないよね。
そうそう。
だから、指導者は「ゴロを打て―!」ってよく言うのじゃ。
このように、フライだと進塁できません。
しかし、フライを相手選手が捕球した後であれば、ランナーは次の塁に進塁することができます!
この、フライを捕球後に進塁することをタッチアップと言います。
要するに、自分がランナーの立場なら、
相手がフライを捕る→その後、進塁する
これがタッチアップです。だいたいは、距離が遠い外野フライになります。
そのため、タッチアップをする場合、フライが上がっている時は、進塁できません。
フライが上がっている時は、元にいたベースに戻って待機しなければなりません。
2塁ランナーであれば、2塁ベースで待機してから、捕球後タッチアップスタートとなります。
タッチアップについてまずは、ご理解いただけたでしょうか?
それでは、次にハーフについて説明します!
ハーフとは?
ハーフとは、フライが上がっている時に、ベースと次のベースの間で、待機していることです。
フライを相手が落としたら、すぐ次の塁を狙い、セーフになるための作戦です。
もしも、フライを捕られたら、元のベースに戻りましょう!
よって、ハーフの位置は、
1,捕られたら戻れる距離
2,エラーしたらすぐに次の塁を狙える位置
これが、ハーフになります。
ハーフだからといって、必ずベース間の半分という意味ではありません!
アウトカウントで変化する
さぁ、先ほどは、タッチアップとハーフについて説明しました。
タッチアップは、元のベースに戻って捕球後に進塁すること。
ハーフは、2塁と3塁のベースの間にいて、
捕球 →2塁に戻る
エラー →3塁に進塁(できたらホームにいく) って感じだね!
その通りじゃー。おちびはスペシャル英才教育じゃなー!笑
次は、ランナー2塁での、タッチアップの法則について説明します。
ランナー2塁でのタッチアップが一番難しいので、ここを理解できたらタッチアップに関しては、9割クリアです!
アウトカウントで行動が変わるのー?
えー。なんでー?
もうひと踏ん張りです!!頑張りましょう!
0アウト
結論
0アウトの場合の、結論を言うと、
タッチアップ優先です!
理由
理由は、
打者がフライでアウトになり1アウト。
そこで、タッチアップをして1アウト3塁になれば、チャンスがさらに広がります。
相手の守備は、前進守備となり、打者のヒットゾーンも増えます!
わー!効果的だね!
さらに、1アウト3塁にできれば、次のバッターがまた外野フライを打てば、またタッチアップができ、点が取れます!
ヒット打っていないのに、外野フライ2つで点が取れるんだ!!
だから、0アウト2塁は、タッチアップを優先し、セーフになれると思ったら、タッチアップをしましょう!
1アウト
次に1アウトの場合です。
結論
1アウトの場合、結論をいうと、
ハーフ優先です!
理由
理由は、元々1アウトの状態なので、打者がフライを打つと、2アウトになると思います。
2アウトランナー3塁 これで点を取るには、次の打者が凡退すると点が入りません。
※相手のバッテリーミスがあれば、点は入りますが、ここでは自力で点が取れるという基準。
2アウトなので、内野手も前進守備にはならず、ヒットゾーンの広がりもありません。
相手のミス待ちは、なんか違うもんね。
相手のミス待ちは、策としては「下」じゃなー。
よって、2アウトランナー3塁はメリットがあまり大きくありません。
2アウトランナー2塁でも、外野に打球が飛べば、1ヒットでホームに還ってくることはできます。
結局2アウトの場合は、2塁でも3塁でもそこまで大きなメリットが得られないということになります。
だからこそ、1アウト2塁では、タッチアップ優先ではなく、
ハーフ優先となります!
もし、相手がフライを落としたら、そのまま進塁する。
ベストはホームに還ることを目指しましょう!
捕られたら、戻ることを忘れずに(笑)
まとめ
タッチアップとハーフ。場面によって使い分けること理解いただけましたか?
これらは、基本の考えなので、もちろん例外も存在します。
場面や点差に応じて、法則は変更しても良いです。
一応、みんな今回説明した法則。頭の片隅に法則を置いといてください!
指導者は、このルールで選手に教えておくと、チームとして統一の考えができるのでおすすめです。
読者の皆さんが、今よりもっと野球が好きになり、技術向上できるようにこれからも情報発信を続けていきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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