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今回のテーマは、
【独立リーグあるある】首位打者になっても、NPBに指名されない現状
NPBから指名を受ける選手って、
どんな選手なの?
独立リーグから、
NPBに行くには、
色んな要素があるよ!
今回は、首位打者を獲得しても、NPBに行けない。
そんな現状を紹介します!
4年間独立リーグでプレーしてきた僕が、実際に感じたことを紹介したいと思います!
それでは、詳しく見ていきましょう!
結論
今回の結論は、
首位打者になっても、その年にほとんどの選手が指名されない!
これが結論になります!
歴代「首位打者」一覧
歴代の首位打者を見ていきましょう!
※今回の調査は、NPBドラフト指名を多く獲得している2リーグを調査しました!
- 四国アイランドリーグplus
- ルートインBCリーグ
この2リーグの歴代首位打者を一覧にします!
四国アイランドリーグplus
2005 林 真輝 .322 指名なし |
2006 堂上 隼人 .327 指名なし 2008年 福岡ソフトバンクホークス育成5位 |
2007 比嘉 将太 .334 指名なし |
2008 西村 悟 .317 指名なし |
2009 中村 真崇 .361 指名なし 2011年 広島東洋カープ育成2位 |
2010 国本 和俊 .344 指名なし |
2011 古卿 大知 .372 指名なし |
2012 大井 裕喜 .349 指名なし |
2013 藤長 賢司 .349 指名なし |
2014 大谷 真徳 .340 指名なし |
2015 大木 貴将 .327 千葉ロッテマリーンズ育成1位 |
2016 ポロ .329 指名なし |
2017 古川 敬也 .383 指名なし |
2018 妹尾 克哉 .356 指名なし |
2019 髙井 洸佑 .326 指名なし |
2020 新城 翔太 .329 指名なし |
2021 長谷部 大器 .386 指名なし |
2022 茶野 篤政 .316 オリックス・バファローズ育成4位 |
四国アイランドリーグplusでは、首位打者を獲得した年に、NPBにドラフト指名された選手は、
2名だけです!
独立リーグで、首位打者って
もっと評価されるべきだよ。
そうだね。
だからこそ、現在、活躍中の
茶野選手に期待しよう!
ルートインBCリーグ
2007 野原祐也 .412 指名なし 2008年 阪神タイガース育成1位 |
2008 山田憲 .384 指名なし |
2009 竜太郎 .355 指名なし |
2010 大谷尚徳 .386 指名なし |
2011 稲葉大樹 .370 指名なし |
2012 有澤渉 .350 指名なし |
2013 デニング .370 指名なし |
2014 カラバイヨ .396 指名なし |
2015 平野進也 .362 指名なし |
2016 森田克也 .355 指名なし |
2017 井野口祐介 .387 指名なし |
2018 岸本竜之輔 .393 指名なし |
2019 鹿沼柊汰 .377 指名なし |
2020 (東) 齋藤尊志 .352 指名なし ルーカス .352 指名なし (中) 速水隆成 .393 指名なし 2021年 北海道日本ハムファイターズ育成2位 (西) ナッシュ .382 指名なし |
2021 (東) 片山博視 .361 指名なし |
(中) 奥村光一 .372 指名なし |
(西) 中村和希 .346 指名なし |
2022 (北) 小池智也 .364 指名なし (南) 内山竣 .350 指名なし |
調査してみると、驚く結果になりました!
BCリーグでは、首位打者を獲得した年に、ドラフト指名された選手は、
なんと、0名です!
びっくり!
首位打者の評価が、
軽視されている気がするよ!
独立リーグで、首位打者は本当に凄いことです!
年間、約60~80試合くらいある中で、規定打席に到達し、
安定してヒットを打ち続ける。
その安定感に対して、評価があまりにも低いと感じる現状です。
NPBが求めているものとは?
NPBのスカウトが求めているのは、いったい何なのか?
なぜ、高打率を残しても、評価されないのか?
こういった問題があります。
NPBのスカウトも、打率を評価の対象としていないわけではありません。
しかし、結果を見ると、あまりにも軽視していると言わざるを得ない結果です。
オリックス「茶野篤政」に期待!
2022年、四国アイランドリーグplus「首位打者」を獲得。
オリックスバファローズから、ドラフトで育成4位指名された、
茶野篤政選手が、シーズン開幕前に支配下登録されました。
茶野選手は、開幕から一軍で、スタメン起用されて、活躍しています!
このように、独立リーグで首位打者を獲得することは、
NPBでも充分に通用する可能性を秘めている!
僕は、元独立リーグ経験者として、
このことを、もっとNPB側は、考え直すべきだと強く主張したい!
育成指名の意味?アベレージヒッターにチャンスを!
改めて僕は言いたい。
どんなリーグでも、「首位打者」は簡単に獲得できることではありません。
まして、60~80試合あれば、
「調子が良かった」だけでは、獲得できるタイトルではありません!
独立リーグでも、成績を残せる選手は、
- 体調管理の徹底
- 技術の追求
- 毎試合、安定した結果
- 練習への姿勢
これらをしっかりと、管理や調整をできる選手です。
そういった部分も評価すべき点だと思います。
だからこそ、育成指名でも良い。
NPBの舞台で、チャンスを与えてあげてほしい!
安定した打撃成績を残せるアベレージヒッターが独立リーグにはいます。
しかし、NPBでプレーするチャンスが全く無い現状です!
チャンスがあって、NPBでは通用せず、自由契約されるなら、彼らは納得できます。
しかし、これだけ多くの「首位打者」たちが、NPBで勝負するチャンスが全く無いこと。
これは、日本の野球界にとって、考え直すべき点であると思います!
ホームランバッターだけが、野球ではありません!
だからこそ、この現状を茶野選手が活躍することによって、
日本のスカウト陣は、考え直すきっかけになってほしい。
僕は心から強く願っています。
まとめ
以上、【独立リーグあるある】首位打者になっても、NPBに指名されない現状について紹介しました。
言いたいことが多かったよ。
独立リーグの選手には、
もっとチャンスが与えられてほしいな。
独立リーグにも本当に良いアベレージヒッターがいます。
首位打者を獲得しているアベレージヒッターにも、
「NPBでプレーするチャンスを!」
今回は、元独立リーグ経験者として、選手目線の内容でした。
今回の記事を通じて、一人でも多くの、優秀な首位打者に
NPBでプレーするチャンスが与えられれば、嬉しく思います。
以上、読者の皆さんが今よりもっと野球が好きになり、技術向上できるようにこれからも情報発信していきたいと思います!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ブログ名 岡村雄斗「魂の野球ブログ」
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