スライディングについて

今回は、スライディングについて考えたいと思います。よく「速いスライディング」とか「速度が落ちないスライディング」とか言われますが、確かにやり方はあります。しかし、それらは基本的にギリギリまで走って、ベースの近くでスライディングしています。これは、たしかに「速かったり、セーフと言われやすかったりと言われてますが、ケガの危険がとても高いです。プロとして、活動している人も、学生の選手の人も、日曜日の草野球の方も、全員に共通して言えることは、「ケガする確率の高いプレーはしない。」これは、共通して言えます。プロであれば、大きなケガしたら選手生命が絶たれ野球できなくなります。学生も、大事な数少ない大会が出られないとか、草野球のお父さんも、ケガして仕事できなかったら家族に怒られますよね(笑)

僕は、昔からスライディングはなるべく遠くから届くくらいを計算して、滑っていました。(届かないとアウトなるので)

よく、「遅い」とか言われたり、それでは、ギリギリでセーフと言われにくいとか言ってくる人もいますが、僕はそのままこのスタイルを変えませんでした。遠くからスライディングする良い点を説明します。

良い点、

①ケガの確率大幅に低い

②遠くから滑っているため、ベース付近ではスピードMAXではない。だから、素早く立てる(次の塁を狙える)

③送球が高くそれた場合、タッチしにくくなる

④体験上ギリギリであろうが、一流の審判なら、結局ごまかせない

悪い点ばかり、言われてきたのでいい点もあるよ!ということを伝えたいと思います。

①ケガの確率大幅に低い

これは一番大事ですね!「安全第一!!!」ケガして責任をとるのは、監督ではなく結局あなたです。忘れないでください!

②遠くから滑っているため、ベース付近ではスピードMAXではない。だから、素早く立てる(次の塁を狙える)

これは、スピードがベース付近で8割くらいのスピードなので効率よくスライディング後立てます!よって、送球ミスなどが起こったら、すぐ立ち上がって次の塁を狙えます!!!

③送球が高くそれた場合、タッチしにくくなる

これは、スライディングしていると身体も地面に近いので相手がタッチする時は必ず下になります。そのため、送球が高くそれるとタッチまでに距離があるので有利です!

※たまに、盗塁でギリギリにスライディングする選手は、送球がやや一塁側にそれたときまだ走っているので、タッチが肩や背中にされてアウトになることがあります。だから、早くからすべっておけばタッチできないんですよね。セーフになることもあるんですよねー。

④体験上ギリギリであろうが、一流の審判なら、結局ごまかせない

正直な話、セーフに見えやすいとか、速く見えるなどは、ごまかしなだけで一流の審判には全く通用しません。言っている、指導はアマチュアの世界しか知らない指導者だと思います。さらに、今の時代NPBでは「リクエスト」制度も出てきているので、完全にごまかしはききません。

まとめ

以上の説明から、時代は変わって制度も変化していますし、「ケガのリスク」を背負ってまでギリギリで滑る練習などは、良いプレーではないと思います。イチロー選手のスライディングを見てください。ギリギリで滑っているのは、ほとんどの場面でありませんよ。(一応、僕は全てを見たことないので、「ほとんど」にしておく)。実際、一度もギリギリで滑っているのは見たことないです。イチロー選手も思っているのではないでしょうか。一流の審判はごまかしもきかないし、何より長くプレーするために「安全第一」の精神が大切だと。皆さんは、野球というスポーツを長く楽しく、行うためにもケガのないプレーを心がけましょう!僕が今回伝えたかったのは、遠くから滑ってもそんなにマイナスではない!よかったら、試してみてください。

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