今回のテーマは、「ルーティン」と「縛りつけ」の違い!
プロ野球選手の多くは、ルーティンがある選手が多いです。
- マウンドに一礼する選手
- 試合前に必ず食べる物を決めている選手
- 打席は左足から必ず入る選手
多くの一流プレーヤーは、ルーティンを行っています。
しかし、一方で「あれも。これも。決めたからしないといけない。」
以上のように、ルーティンが逆にマイナスに働き、縛りつけられている選手もいます。
今回は、「ルーティン」と「縛りつけ」の違いについて紹介したいと思います!
この記事では、
- 「ルーティン」と「縛りつけ」の違いを知りたい人
- ルーティンがプラスに働くようにしたい人
- ルーティンの意味を知りたい人
以上、ひとつでも当てはまったら、ぜひ最後までご覧ください!
それでは、見ていきましょう!
【筆者情報】
それでは、見ていきましょう!
【結論】

今回の結論は、
自分にプラスになるルーティンは「成長と安定の効果」
マイナスになる縛りつけは「自由の喪失」
同じ「繰り返しの行動」でも、自分の成長や能力向上のために行うことによって、影響は大きく変わる!
以上が結論になります!
それでは、詳しく見ていきましょう!
【ルーティン=「自己成長のための習慣」】

◆定義と特徴
ルーティンとは、「繰り返し行うことによって、生活や行動に秩序と安定をもたらす習慣的な行動パターン」です。
ここでいう「プラスになる」とは、そのルーティンが 自己効力感を高め、目標達成を助け、ストレスを軽減する効果 を持っているということです。
◆行動科学的背景
- 習慣の力(The Power of Habit)
行動が無意識に反復されることで、脳の消費エネルギーを節約し、より多くの認知資源を創造的な活動に使えるようになります。 - 報酬系の活性化
プラスのルーティンは、ドーパミン報酬系を活性化し、「やる気」や「継続性」を促進します。
例:朝の瞑想・運動・日記などは、メンタル・身体・認知にプラスの影響を与える。
【縛りつけ=「外的強制による習慣」】

◆定義と特徴
ここでの「縛りつけ」とは、「外部から課された、自由を奪うような行動の強制」を意味します。本人の 内発的動機(intrinsic motivation) が欠如した状態で行動を強いられるため、心理的にはストレス・抵抗・疲弊が生じます。
◆心理学的背景:自己決定理論(Self-Determination Theory, SDT)
- 人間には「自律性・有能感・関係性」の3つの基本的欲求があります。
- 縛りつけられた行動は、このうち「自律性」を著しく侵害します。
- 結果として、内発的モチベーションが損なわれ、バーンアウトや抵抗感が生じやすい。
例:ノルマに追われるだけの業務や、他人の期待に従うだけの生活は「縛りつけ」の典型です。
【「ルーティン」と「縛りつけ」の違い】
項目 | ルーティン(プラス) | 縛りつけ(マイナス) |
---|---|---|
主体 | 自分の意志・選択 | 他者・外部環境 |
動機 | 内発的(したい) | 外発的(しなければ) |
感情 | 自信・充実・安心 | 義務感・不満・ストレス |
効果 | 能力・成果の向上 | 疲弊・反発・燃え尽き |
【習慣を「縛り」から「ルーティン」へ変える方法】

自分で「選んでやっている」感覚を持つ
→ 自律性が高まることで、習慣は「自由な選択」になる。
目的を明確にする
→ それが「なぜ自分にとって大事なのか」を言語化する。
小さく始めて成功体験を積む
→ 成果が見えると、脳が報酬と認識する。
柔軟性を持たせる
→ 完璧主義をやめ、変化に対応可能な構造にする。
【まとめ】

以上、「ルーティン」と「縛りつけ」の違い!について紹介しました。
多くのプロ野球選手がルーティンを行い、自己効力感を高めています!
誰かにやらされたり、縛られるのではなく、自身の向上のためにルーティンを取り入れてみましょう!
みなさんのルーティンがプラス効果を発揮してくれることを願っています!
以上、読者の皆さんが今よりもっと野球が好きになり、技術向上できるようにこれからも情報発信していきたいと思います!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ブログ名 岡村雄斗「魂の野球ブログ」

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