ゴロを打ては正しいのか?

いつもご覧いただきありがとうございます!

今回のテーマは、「ゴロを打ては正しいのか?」です!

いつの時代も、

かんとく
かんとく

フライを上げるな!

ゴロを打てー!!

こういう指導者多いと思います。

「ゴロを打ては正しいのか?」

そんな疑問について考えていきたいと思います!

結論

結論は、

アマチュア野球でチームが勝つ確率を上げるなら間違ってはいない

しかし、選手を育てるという面では、間違っている!

これが結論です。

フライボール革命!!

著書 「新時代の野球データ論 フライボール革命のメカニズム」より

この著書のデータを参考に、解説していくと、

打球種別発生割合
(%)
安打割合
(%)
長打割合
(%)
本塁打割合
(%)
ゴロ462420
ライナー2562222
外野フライ23262217
内野フライ7210
2018年メジャーリーグの打球の種類別結果割合

このデータから、解説すると、

ゴロを転がしてヒットになる割合は、24%です。

ゴロを転がすと、ヒットになる確率は【低】

長打も期待できない。

ゴロを転がすメリット

ゴロを転がすメリットは、

  • 相手が捕球ミスをする可能性がある
  • 相手が送球ミスをする可能性がある
  • 走者がスタートしやすい

このように、メリットはあります。

しかしながら、ミスを待つというのは、他力本願です。

ゴロを転がすという作戦は、基本的に、相手のミス待ちという事が、理解できると思います!

ゴロを転がすデメリット

ゴロを転がすデメリットは、

  • 長打になりずらい
  • ヒットの割合が低い

データはメジャーリーグ。アマチュア野球とは別!

しかしながら、先ほどのデータは、メジャーリーグを対象としたデータです。

アマチュア野球では、ゴロを打つことでミスをする確率が高くなります。

そのため、ゴロを転がすことで、相手がエラーしてチャンスを広げたり、得点率が上がることもあります。

よって、アマチュア野球では、ゴロを転がすことで、1つの作戦になると言えます。

しかし、選手の未来は・・・

ゴロを転がすことで、チームの勝つ確率は、上がっても、

「上のレベルを目指している選手の育成」という観点では、決して良い指導方法とは言えません。

よって、

かんとく
かんとく

フライを上げるな!

ゴロを打てー!!

このような指導は、「ただ指導者の都合が良い指導方法」だとしか言えません

まとめ

以上の事から、ヒットやホームランを確率高く打ちたいのであれば、

「ゴロを打つ」より、ライナーやフライを打った方が良いと言えるでしょう。

僕の見解は、わざわざ狙ってゴロを打つよりは、ヒットを打つにはどうしたら良いか?

それを考えた方が将来の役に立つと思います。

以上、読者の皆さんが今よりもっと野球が好きになり、技術向上できるようにこれからも情報発信していきたいと思います!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

「独立リーガー国語教師になる」岡村雄斗

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